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パズルゲームとして大ヒットしたぷよぷよ

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こんにちは。erikaです。

突然のカミングアウトですが、小学生から中学生にかけて

私はオタクでした。

お小遣いはすべて漫画、アニメ雑誌、コミケ、ゲームに費やしていました。

小さい頃から漫画、アニメはとても好きだったんですが、

とあるゲームに出会ったことを機に

オタクの世界に入ることになります。

そのゲームとは落ち物パズルゲームとして大ヒットした

ぷよぷよです。

ぷよぷよとの出会い

私がぷよぷよというゲームを知ったのは小学生のとき。

このころスーパーファミコンが流行っていて、

私もクリスマスのプレゼントに本体を買ってもらいました。

当時は主にマリオワールドやマリオカートをやっていましたが

友達同士でカセットの貸し借りもやっていました。

お兄さんがゲームをたくさんやっている影響で

ゲーマーだった友達から借りたのが

1993年に発売されたすーぱーぷよぷよでした。

ぷよぷよはどんなゲームなのか?というと

2組のスライム状の【ぷよぷよ】が上から落ちてくるので

これを回転させたりして同じ色のぷよぷよを4個以上くっつけると、ぷよぷよが消えます。

このぷよぷよを消すのを2回以上続けてやると

連鎖と呼びます。

この連鎖を起こすと、相手のフィールドにおじゃまぷよをふらせることができます。

連鎖の数が増えるとおじゃまぷよの数はそれだけ増えます。

フィールドにぷよがいっぱいになったら負けです。

※おじゃまぷよは普通のぷよが消えるときに隣にあると

 一緒に消すことができます。

これに見事にはまってしまいました。

たくさん連鎖を組めるようになりたいと

夢中で練習をしました笑

カセットを返すのがだいぶ遅くなってしまい

返すときに、友達が

「お母さんが、あんまり返すのが遅いならもう貸すのはやめなさいと言ってた。」と言っていたを鮮明に覚えています笑

まあ無理もない。

ぷよぷよの特徴として

敵キャラも個性的なキャラクターで

対戦前に主人公のアルル・ナジャとのやりとりも

面白かったのです。(これを漫才デモという。)

自分の好きなだけ楽しめるように自分のぷよぷよのカセットが欲しいな

ということで、買ったのが

1995年に発売された

ぷよぷよ通

前作よりも画がキレイになり、キャラクターも大幅に増えました。

また連鎖するときに主人公のかけ声が入るのですが

前作に比べて、このかけ声が増えました。

こんな感じです。

2連鎖 ファイヤー

3連鎖 アイスストーム

4連鎖 ダイアキュート

5連鎖 ブレインダムド

6連鎖 じゅげむ

7連鎖 ばよえーん

このかけ声は主人公が使う魔法の呪文です笑

ちなみに1Pのかけ声はこちらですが、

2Pのかけ声はまた違ったものになります。

うまくなりたいという一新で

休日は何時間もプレイして

4、5連鎖は当たり前、最高8連鎖までできるようになりました。

書店に行って攻略本を見つけては購入して集めていました。

とはいっても攻略本を購入しても、パッケージ買いのようなもので

ほとんど読むことなくコレクション化していました。。。

ぷよぷよ通の取扱説明書の最後のページに

コンパイルクラブの会員募集が載っていました。

2ヶ月に1度会報が発行されるらしい。

どんなものかよく分からないけど、入ってみたいという

好奇心からコンパイルクラブに入会しました。

ここからオタクの世界に入っていくことになります。

コンパイルクラブとの出会い、オタクの世界へ

ぷよぷよは当初コンパイルという会社が発売しました。

そのコンパイルのファンクラブという位置づけが

コンパイルクラブです。(略してコンクラ)

コンパイルクラブは1986年から2002年まで発行されていました。

隔月に会報が発行されますが

地上版と地下版というものがあります。

地上版とはゲームソフトの店舗でも入手できるものですが

地下版はコンパイルクラブの会員しか見ることができないという

ステータスがつけられていました。

この会報が届くのを今か今かと待ち望んでしました笑

本社が広島なので届くのが若干遅い。

届いたら隅から隅まで熟読していました。

コンパイルが発売している他のソフトの販売情報も見て

RPGゲームの魔導物語シリーズであったり、

ぷよぷよの謎ときバージョンのなぞぷよも購入したりしてました。

ぷよぷよは魔導物語から派生したゲームであり

魔導物語が原点です。

今だから思うのは、RPGはファイナルファンタジーの方が

クオリティが高いです笑

あとなぞぷよもやってみたものの微妙でした。。。

コンパイルクラブは会員の投稿ページも多く

当時は文通相手募集欄もありました。

何人かと文通もしたこともあります。

この文通を機に同人活動というものを知り

コミケに通い出します。

※コミケとは同人誌や便せんなどを作って販売するイベントです。

実は一瞬だけ同人活動したことがあります。

便せんを作って印刷会社に発注したり

ペーパーと呼ばれる会報を発行して

当時はプリンタというものがなかったので

セブンイレブンに通い詰めコピーしていました笑

手作り感満載。

まったく売れなかったのでやめました笑

楽しかった文通ですが、気づいたら自然消滅していました。

あの方々は今もお元気であろうか。。。

そしてコンパイルクラブを通して

毎年3月にぷよぷよの大会が

幕張メッセで開催されるということで

千葉県に乗り込むことになります。

オタクが集うぷよマスターズ大会

ぷよマスターズ大会とは

ぷよぷよの日本一を決める大会です。

私は小学生の部にエントリーしましたが

予選で10回勝たないと本戦にはいけないというシステムで

一日中対戦しなければならないのが面倒だったので

1度も対戦しませんでした笑

それよりもグッズ売り場を見ていた方が楽しかったです。

ぷよぷよまんじゅうやぬいぐるみを購入しました笑

中央にステージのようなものがあって

次作の声優オーディションや

コスプレ大会

コンパイルのイベントででてくる歌手のコンサート笑

田中勝己さんという方で調べたら、コンパイルの営業として入社した方らしい。ぷよぷよのCMソングなどを手がけたそうです。

コンサートはノリノリだったけど、当時はどんな方が全く知りませんでした笑

そしてメインイベントのマスター大会。

優勝した方はグランドマスターを決定するために

初代グランドマスターと対戦します。

初代グランドマスターは

阿部シェゾお さん

下からスモークとともにせり上がって登場しました笑

5本先取した方が勝ちということで

大接戦のうえ、シェゾおさんが勝ちました。

ここまで書いていてほんとオタッキーなイベントだわ。

これ。

コンパイルはほかにも全国各地の入場無料イベント

ばよえーんツアーとなるものも開催していました。

私は浜松開催のときに行きました。

このようにノリにのっていたコンパイルですが

次第に雲行きが怪しくなってくるのです。

コンパイル経営破綻

1997年ぷよぷよSUNがプレイステーションで発売されました。

これを機にプレステを購入しプレイしますが

アニメーションもあってさらに画が美しくなったのですが

なんか使いにくい。

新たなルールも導入されているが

ごちゃごちゃしてきて

前の方が良かったなという印象。

ファイナルファンタジーにはまりだしたということも

あってぷよぷよ熱がおさまってきました。

ある日こんなニュースが飛び込んできます。

1998年3月 コンパイル経営破綻

幕張メッセや全国各地でイベント開催

CMでは芸能人を起用するなど多額の出費がかさんだのだろうと

思います。

私が愛していたコンパイルクラブ

一時は月刊化したものの

隔月にもどり、地下版もしばらく休刊となりました。

冊子もペラペラの薄い感じになりました。

以前、更新時のお知らせも2ヶ月早く来て、更新のお金を振込みしたら

次の年、2ヶ月短くカウントされていたので

2ヶ月分ダブって支払っていることになっていました。

このころから会社の様子が不穏な状態になったいたのだなと

思います。

プライベートが忙しくなったことや

コンパイルクラブ自体、復活するかどうか分からない状態だったので退会することにしました。

現在のぷよぷよ

そのあと、ぷよぷよSUNに続いて

ぷよぷよーんが発売されましたが、こちらはプレイしていません。

コンパイルは経営破綻後、知的財産権を

セガホールディングスに売却

2002年9月コンパイルからの販売を終了し

現在はセガグループ各社が販売しています。

コンパイルという会社はなくなってしまいましたが

私が子供の頃夢中になったもののひとつが

ぷよぷよですし

これに出会わなかったら、オタクの世界も知ることができなかったし、

あんなオタッキーなイベントにも行かなかったでしょう笑

まさに青春でした。

一時期コンパイル社員になりたいと本気で思っていたし。

この記事書いていたら、久しぶりにぷよぷよをやりたくなりました。

DSでも買おうかな。

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